Squish による Qt GUIテストの自動化

QtアプリケーションのGUIテスト自動化をSquishで実現することができます。Squish は、すべての Qt Widgets、QML、Qt Quick Controls、および埋め込み Qt Webkit および Qt WebEngine コンテンツの GUI テスト自動化に特化したサポートを備えています。

クロスプラットフォーム、クロスデバイスのサポート、簡単なテストケースの記録、パワフルなスクリプト、BDDの完全統合、リモートおよびマルチアプリケーションのテスト、CIおよびALMシステムによる自動化などの様々な利点をあげることができます。

Squish for Qt を使用すると、アプリケーションを修正することなく、 デスクトップモバイル、 組み込みのシステム で、アプリケーションのテストを自動化することができます。これにより、 Qt WidgetsQt QuickQML アプリケーションの 機能リグレッションテストやシステムテストの作成、さらには埋め込み Web コンテンツ(Qt Webkit または Qt WebEngine)との連携による自動化も可能です。

クロスプラットフォームに対応しているため、あるプラットフォームで作成したテストを、他のプラットフォームの同じQtアプリケーションに対して、 変更することなく実行することができます。



Squish for Qt のメリット

マルチプラットフォーム &マルチデバイス対応

Windows、Linux、macOS、Unix、iOS、Android、および組み込み Linux、QNX システム上の Qt アプリケーションのテストを自動化します。テストはすべてのプラットフォームで実行可能です。

アプリケーションの修正は不要

Squish for Qtでテストを自動化する場合、アプリケーションに修正を加える必要はありません。また、Squishはアプリケーションのソースコードも必要としません。Squishが必要とするのは、顧客向けに出荷するアプリケーションのバイナリだけです。

すべての Qt Widgets およびコントロールの専用サポート

Squish には、すべての標準的なコントロール (ボタン、メニューなど) 、より高度な Qt Widgets、QML、Qt Quick (リスト、テーブル、ツリーなど) の専用サポートが付属しています。また、Qt Widgets やコントロールから派生したカスタムコントロールの自動化もサポートされています。

埋め込みウェブコンテンツの対応

Squish for Qt は、 Squish for Web を統合し、Qt Webkit および Qt WebEngine を使用して Qt および QMLQt Quick アプリケーションに埋め込まれた Web コンテンツをテストすることが可能です。

すべてのプロパティとAPIへのアクセス

Squish for Qt は、すべての Qt および QML コントロール、モデル、その他のオブジェクトの完全なプロパティ (Q_PROPERTY) と関数 (スロット)、およびカスタムのプロパティと関数をテストスクリプト言語と Squish Spy に公開します。

ハイブリッド Qt と ネイティブ Windows GUI への対応

Squish for Qtは、Squish for Windowsを統合することにより、Windowsのネイティブコントロールを組み込んだQtアプリケーションを自動化することができます。

テスト関数を Qt シグナルおよびイベントに接続

Squish for Qt では、テストスクリプト関数を Qt シグナルおよび Qt イベントに接続すると、テストスクリプトがアプリケーションのシグナルやイベントに反応します。

高度なジェスチャーサポート

Squish for Qt は、標準的なジェスチャー (タッチ、フリックなど) だけでなく、複雑なマルチタッチジェスチャーの自動化もサポートしています。

その他の機能...

Squishのその他の機能である、ヘイビア駆動開発(BDD)のサポート、高度な検証、分散テスト、拡張CI、ALM、テスト管理統合オプションなどについては、こちらをご覧ください。